ミネラルウォーターが好まれるわけ

2011/12/15

ミネラルウォーターという商品が一般的なものになって、もうどのくらいたつのでしょうか。私は学生時代に、コンビニでアルバイトをしていたのですが、初めてそういった商品がコンビニに並んだとき、「水なんて、わざわざ買ってまで飲む人がいるんだろうか?」と、バイト仲間と話したことを覚えています。 しかし今ではミネラルウォーターというと、それはもう飲料水市場でかなりのシェアを誇り、その種類も数え切れないほどになりました。かく言う私も、この水はこういう喉ごしだとか、この水はこういう味がするだとか、何気に口うるさくその品評を、友人と話すことがあります。つまりはそれだけ水に対する舌が肥えてきたと同時に、何よりも、普通の水道水が不味いものになってきている、そんな気がするのです。自分の住んでいる家の水がそもそもおいしくて、並みあるミネラルウォーターに負けないものであるならば、やはりいちいち水を買おうとは、そう考えないのではないかと思うのです。 私の友人に、南アルプスから流れる水を、水道から飲むことのできる家の持ち主がいますが、私は彼女の家に行くときは、まさしくその水道水を喜んで飲んでいます。昨今のミネラルウォーター分野の拡大には、普段住んでいる家の水の味が落ちてきていること、そんな理由が隠れているような気がします。